スポンサードリンク
腹式呼吸で、自律神経を整える
そもそも”自律神経”って、なぜ”自律神経”と呼ぶのか、ご存知でしたか?
自律神経は、自律しているからです。
冗談じゃなくってね。
自律とは、「自分でコントロールする」という意味。
私たちが自分の意志でコントロールできるということか?
そうではありません。
神経そのものが”自律”しているので、逆に私たちの意志でコントロールすることはできません。
自律神経がつかさどっている部位は、たくさんあります。
心臓の鼓動は、私たちが止めようと思っても止まりません(止まっちゃったら困りますね)。
汗も自然に流れます。
このように、私たちの意志に関係なく働いているのが、自律神経です。
自律神経については、「自律神経失調症とは」をお読みください。
■ 自律神経と呼吸
さて、自律神経でひとつだけ、意志で少しコントロールできるものがあります。
それが、呼吸です。
私たちが意識しなくても呼吸はできますが、ゆっくり呼吸したり、がまんできるまで止めてみたりと、コントロールすることもできますよね。
呼吸は、いわば、意志と自律神経をつなぐものだといってもいいでしょう。
■ 腹式呼吸をしよう
腹式呼吸をすると、乱れてしまった自律神経のバランスを整えることができます。
なぜ、腹式呼吸がいいのでしょう。
○ 交感神経(吸う)と副交感神経(吐く)のバランスを整える。
(ゆっくりと息を吸って、吐く。特に息を吐くことに集中すると、副交感神経が優位になりリラックスする)
○ 腹式呼吸をすると肺が大きくふくらみ、酸素を多くとりこむことができる。
(血流が良くなり、食事で摂った栄養がエネルギーになりやすくなる)
○ 腹式呼吸をすると、お腹の中に対するマッサージになる。
(お腹を出したり引っこめたりすることによるマッサージ効果があり、内臓が温まる)
■ 腹式呼吸のやり方(例)
腹式呼吸は、座禅と一緒で(「座禅をくむ」参照)、吸うより吐くほうに重点をおきます。
○ 吸う……交感神経が優位
○ 吐く……副交感神経が優位
という関係があります。
交感神経は気持ちが高ぶっているとき、副交感神経はリラックスしているときに優位になります。
しっかりと息を吐ききると副交感神経が優位になり、リラックスすることができます。
そうして自律神経をコントロールできるのです。
具体的な、腹式呼吸の方法は、以下のとおりです。
1.椅子にゆったりと座り、両手をおへそのちょっと下くらいのところに重ねておき、軽く目をつぶります。
2.お腹を引っ込ませながら、ゆっくりと時間をかけて鼻から息を吐きます。
3.息を吐ききったら、今度は自然に鼻から息を吸います。このとき、お腹をふくらませるようにします。
4.5秒ほど息を止め、再度ゆっくり時間をかけて息を吐きます。
1~4を10回ほどくり返してください。
リラクゼーションにもなるので、夜寝る前におこなうと気持ちよく眠ることができるでしょう。