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森田療法の本を読む
どこかの心理療法関連サイトで、「森田療法の本を読んだり、森田療法の概念や方針を勉強して心がけるだけでも、効果がある」というのを読んだことがあります。
■ 森田療法の本を読んでみよう
森田療法が受けられる病院などありますが、入院期間も長く費用もかかるので、本を読んで理論を学ぶだけでも得るものがあるのなら、「よし、読んでみよう!」と思い、買ってみました。
2004年初夏のことです。
私が購入したのは、これです。
『森田療法』岩井寛著(講談社現代新書)
■ イタリア滞在3ヶ月の間
ちょうどその時期、夫の仕事の都合で、イタリアに3ヶ月間滞在することになっていました。
イタリアに着いてから、森田療法の本を読んでみました。
なるほど……あるがまま……目的本位……
(森田療法については、「森田療法とは(1)」、「森田療法とは(2)」を参考にしてみてください)
私の場合、不安や緊張を感じると、よけい血圧が下がって貧血状態になり、具合が悪くなることもあります。
なので、これは私には効くかも、と読んでいて思いました。
イタリア滞在中、バスに乗ることが多かったです。
1ヶ月フリーパスを買って、乗り放題。
とはいえ……日本では、(飛行機以外の)公共交通機関を使えない、私。
途中で気分が悪くなったら、どうしよう?
不安で怖くて、乗れません。
実際、具合が悪くなって、バスを途中下車したこともあります。
そういう記憶が、さらなる恐怖をよぶのですね……
同じバスといえども、イタリアだったのが良かったのかもしれません。
日本と環境が違う。
イタリアは街並みもきれいで、外出が楽しい。
怖いと思う気持ちは、一緒でした。
でも、
バスに乗って、遊びに行こう!
→ 怖い!(ドキドキ、心拍数上昇)
→ 怖くてもいいんだ……(あるがまま)
→ なにより、遊びに行きたい!
→ バスに乗って、遊びに行く(目的本位)
という流れを、うまく作ることができました。
初めは、近いところ(バスで10分以内)から。
慣れたらちょっと遠いところまで(バスで20分くらい)。
小さな街だったので、さほど遠くまで行く必要はありませんでした。
これだけで、十分楽しめました。
できた、という達成感。
楽しめた、という充実感。
少し自信がでてきました。
自信というのも、自律神経失調症克服のための、重要なファクターだと思うのです。
現在、まだ電車に乗るのも怖い状態ですが、少しずつでも行動範囲を広げていけたらなぁ、と思います。
無理する必要はありませんが、トライしてみるという気持ちは大切です。